さきち by SWELL 学び直し

『おやじのおと』ありがとうございます!さきちの「学び直し」ブログへようこそ【はじめに】

残り十数年、あとはこの会社で骨をうずめるか?
ではなく
その会社を去らざるをえない日がいつかくる、可能性がある!
ということを意識することが大切です。会社をすぐに辞めるべきという話ではありません。
会社にいるうちに一体何をすべきか?
そんな事を無い時間を創り出してでも考え備えるべき時代が訪れています。

結論としては学び直しをすること

【関連記事】『学び直し』は5つの視点から【中高年サラリーマン】

会社に雇われ安定的な収入が得られている『サラリーマン』という時間を活かし、自ら学び、行動することで将来に自分が取れるリスク許容度を上げ選択肢を増やす

図らずもリスクの取り方を失敗し道なき道を歩むことになった小生ですが、その反省を記録に残そうと試みたのが「おやじのおと50。」です。
前向きなサラリーマンの皆さんの「学び直し」に少しでもお役に立てる情報が発信できればうれしいです。

人生の大きな転機、2020年退職

さきちと申します。人生100年と言われる時代、数か月前に折り返し地点である50歳を迎える、埼玉県在住。

モノづくりの技術者として一つの会社に約25年サラリーマンを勤めました。2020年2月、いろいろな状況が重なり想定外にも会社を退職、人生の大きな転機となりました。

退職のタイミングは、はからずとも新型コロナ問題と重なるが、不透明な先行きの中、家族と巣籠もる時間を多く持つ事で人生を見直すいい機会ともなりました。

会社を辞めた事に、後悔は無し。

ただ、退職後のことに関して「事前に何も準備していなかったこと」これには深く反省している。そしてこの反省が本ブログをつくるに至る一つの理由です。

新型コロナがもたらした変化

新型コロナは社会に内在していたあらゆる問題を見事に顕在化し、日常生活に様々な変化を及ぼすことに。

大きな変化の時代、サラリーマンにおけるリスクを図解にて説明したパワポ資料
『大きな変化の時代』サラリーマンは安心できない

『マスク着用』や『うがい手洗い、アルコール消毒』の徹底といった日常の生活習慣の変化に加え、3密(密閉、密集、密接)を避けるべく、

  • 働き方はテレワークが推奨され
  • ZOOM等によるオンライン会議が普及
  • 現場にはクラスター発生による稼働停止不安が残る
  • 外出を避け、買物はオンラインショップで済ませ
  • 外食を避け、テイクアウトやデリバリーで済ます
  • 度重なる時短営業や休業要請で飲食店は限界状態
  • 外出自粛は人の移動量を減少、航空・鉄道業界に大打撃
  • 学校もオンライン教育の必要性を再認識し
  • 新札発行を待たずQRコードや電子マネー決済が普及
  • 行政手続きのデジタル化、数十年の遅れ挽回急ぐ

これらはごく一部に過ぎません。

新型コロナに伴うこれらの大小様々な変化から、学び、柔軟に対応することで ”いかなる感染症が起きても耐えうる『新しい日常』を築き上げていくこと” は、全世界/全人類共通の大きな課題になりました。そしてその解決をしていくことは『サラリーマン』にとって厳しい時代の始まりを意味するものと推測します。

これからの時代(個人の時代/オンラインの時代)

新型コロナに伴う変化から、これからの時代の核となるトレンドとして以下の二つを仮説します。

大きな変化を生き抜くために、どういうことを想定し、どうすべきか?、図解を用いて説明したパワポ資料
『大きな変化の時代』を生き抜くために

一つ目は「個の時代(個人の時代)に突入する」

スキル能力をベースとした多様な個(個人/個性)が社会から必要とされ、社会で活躍する時代となります。

新型コロナが浮き彫りにした問題を解決する上で企業の負担は増してます。また、テレワークといった新しい働き方にシフトしていく中で、会社にいる時間に対価を払うのではなく、個々のジョブにおける成果へ対価を払う形に移行することが想定されます。会社に集まることが不要になることにより「枯れ木も山のにぎわい」の枯れ木は不要であることを会社は認知するでしょう。

また、大きな流れ(トレンド)では「新卒を一括採用、年功序列の評価、終身雇用保証し、多額の退職金払う」といった『古い雇用モデル』はいつ崩壊してもおかしくありません。会社には、もうそれを守り維持する体力はないでしょう。

更には、技術の急速な進歩により、知識やマニュアルだけに依存する「シンプルな業務」において、ロボットやAIによる占拠率が高まってきます。スキル能力がないことは、付加価値の高い仕事にありつけないだけでなく、会社に残れないリスクにつながります。

さて、上述のスキル能力は「自分の好き」や「自分の得意」であり、それが仕事につながっていることに越したことはありません。自分の好きや自分の得意は、ストレスなくスキル能力を高め「自分の強み」となり得るからです。軸となる「自分の強み」を作っていくためにも、

自分は、どんな時に、どんな風に考え、どんな行動をするのか?

こんな時代だからこそ、客観的に、色々な視点を交えながら、見つめ直す時間を意図的に取ることが望ましいと考えます。きめつけや思い込みに流されず、ゆっくり時間をかけながら深く見つめ直すのがよいでしょう。

身に付けるべきスキル能力の種類としては、以下の2つがオススメです。

  • 一つはオンラインに関わるスキル
  • もう一つはコミュニケーションスキル

簡単に理由を添えるとすれば、『新しい日常』では、ポストコロナのために解決すべき、あらゆる課題がオンラインと関わってくるからです。

また、仮説としている『個の時代(個人の時代)』は決して個人が孤立する(孤独になる)ことではありません。その成立のためには、自分の強みと弱みを相互的に補完できる関係を築いていくことが前提にあり、そのベースには人とつながり、良きコミュニケーションを取ることが不可欠だからである。

2つ目は「オンラインという場に立つことが大切」

繰り返す様ですがポストコロナの世界では、オンラインとの関わりは切り離せなくなります。なぜならオンラインには、新型コロナに伴う変化に対する解やそのポテンシャルが多く存在するからです。小生の様な、おじさん達も「SNS?なんだそりゃ。若者のすること?」とも言っていられない時代となります。オンラインのメリットとしては以下の2つを意識するとよいでしょう。

  • オンラインでは、場所という概念が消失する
  • オンラインでは、価値観でつながるコミュニティが形成できる

働き方をオンライン軸に移行できれば、居住地を含むライフスタイルの自由度は増します(選択肢がぐっと増えます)。このことは「感染リスクの高い都心から少し離れて生活することも可能となる」ことも意味します。

また、リアル(オフライン)の世界での人とのつながりは、一般的には「限られた地域」や「学力・学歴(偏差値)」といった括りになりがちですが、オンラインでは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やブログといったツールを活用し、自己発信をしていくことで、世界中の人があなたを「自分と価値観の合う人」として探し出してくれると伴に、多くの人とのつながりを持つことが出来る可能性を秘めています。

そしてそれはコミュニティとなり、貴重な財産となり、大きなエネルギーとなり得ます。人は情報であり、人は力(エネルギー)です価値観の合う仲間が多く集うコミュニティの力は偉大です

『おやじのおと』とは中高年サラリーマンが『学び直し』を考えるためのヒント

『おやじのおと(Oyaji-Note)』のブログ構成について、図解して説明したパワポ資料
『おやじのおと(Oyaji-Note)』とは?

『おやじのおと(Oyaji-Note)』とは中高年サラリーマンが『学び直し』を考えるためのヒント

上述の通り、仮説した「これからの時代」をベースに見据え、

|2020年退職からの「無知の気づき・学びと行動・失敗と反省」を振り返り

|2021年年初 決意を新たに、以下の3つの視点で記録に残し検証を試みようと考えた

のが、この「おやじのおと50。(Oyaji-Note)」であり、サラリーマンの皆さんに『学び直し』を考える上でヒントとなるべく記録に残そうとした経過発信型のブログです。

カテゴリーとしては以下の3つに分類されます。

  • 新しい日常2.0( ”ライフ with ワーク” スタイル、ポストコロナの大きな変化に柔軟に対応するべく)
  • スキルを身につける(組織に依存せず自立/オンラインに立つ、そのためのスキルや能力の磨き方)
  • 人とつながる(価値観のコミュニティをつくる、リアルはもちろんオンラインでも)

果たして上記に関わる『学び直し』をしていく事で華々しいゴールに辿り着けるのか否か?依然として暗中模索の中、少なくとも上述の内容に少しでも共感する人で「いつか突然」小生と同じ境遇に陥るかもしれない「中高年(ミドル)のサラリーマン」にとって、タイムリーに(忘れないうちに)「プロセスを含めた情報として発信すること」が小生にできるささやかな社会貢献となると考えています。

凡人ゆえに言葉でうまく表現できていないかも知れません。
全ての人に対してしっくりくる考え方ではないかも知れません。

それでも、同じ様な悩みにつまずく可能性のある「中高年のサラリーマン」にとって少しでも『学び直し』を考えるヒントになれば、この上ない喜びです。

以上

最後までご覧頂きありがとうございます

参考動画/関連記事

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SDGs 目標4 質の高い教育をみんなに
SDGs 目標8 働きがいも 経済成長も

世界193ヵ国の代表者や関係者が議論を重ね辿り着いた『人類が幸せに生きるための一つの結論』であるSDGsの考えに対して、限定的で微力ではあるが少しでも貢献できればとも考えてます。

【追記】本ブログでめざす新しい日常においては、新型コロナに伴う「新しい日常」と区別するべく、「新しい日常2.0」と表現してみました。これは、めざす『新しい日常』が、新型コロナの問題だけのためではなく、ライフ&ワークスタイルにおける解ともなりえる日常を意識してのことです。