会社でサラリーマンは、何かアイデアが浮かび、やりたいことがあっても「なぜやりたいのか」「その効果は」「それを裏付けるエビデンスは」ということが問われ続け、実際にやれるまでに掛かる労力は大きい。
必ずしも間違ったことではなく、お金が掛かる話ならなおさらである。
どんなに頑張って準備をしても、最後は上司が納得(理解)できなければそれも無駄に終わる。
「データをもってエビデンスとすること」「費用対効果で明らかな成果につながることを確認すること」は正しいことである。
しかしながら、個人においては必ずしもそんなことはない。
むしろやりたいことを思いついたら、すぐに行動に移せるのが個人の最大のメリットである。
『個の時代』に企業といった組織と共存する世界で生き抜いていくためには「速やかに行動に移れること」がとても大切である。
そもそも、会社の様な大きな組織のやり方と同じことを、個人が全てをやろうとすると、個人の一番大切な時間資本が一気に破綻する。
「人」「モノ」「お金」「情報」といった資本がある企業には決してかなわない。
そんな時に役に立つモノの一つが「理論」や「法則」である。
これを知っているか否かで行動に対するムダやロスは大きく変わる。
「理論」や「法則」は長年の経験や実績から証明されてきたモノである。
多くのデータの基に成り立っているものもある。
比較的新しく、特定の人だけが言っている様なモノには少し注意(検証)が必要である。
また「理論」や「法則」をうまく活用しようとしても、自分自身のレベルや状態、あるいは耳にするタイミングによって、しっくりこなく受け入れられないこともある。
自分にとって有効な「理論」や「法則」を適切なタイミングで掴み取り活用していくためには、書籍やYouTube、又はSNS(ソーシャルネットワークサービス)を通して日々学び続けること(アンテナを張る)が大切である。
自分と価値観が合い信頼できる発信をしているブログ、SNS、YouTube等をメンターとして軸におき学ぶのが効率がよいと考える。
さて、YouTubeのチャンネルをいくつかメンターとして『ブログ運営』を学んでいると、マーケティングに関わる「理論」や「法則」がいろいろと絡んできて、実際に役に立つと感じるものが多い。
先の述べた通り、より本質的な部分で、長い時間をかけ検証されてきて、よい結果や実績を生み出してきた「理論」や「法則」、時に「思考法」や「考え方」は「先人の知恵」として活用するに越したことはない。
そこで、小生が「使える!」もしくは「大切!」と思えるものを一気に書き出してみることにした。
また、それらを活用していく為のヒントとして個人的な解釈の仕方もお粗末ながら紹介する。
皆さんが何か新しいことを生み出すヒントになれば幸いである。
マーケティングに関わる「理論」や「法則」
繰り返しになるが「理論」や「法則」は、長い時間をかけ、それなりに多くのデータをもって検証され続けてきた「先人の知恵」である。
サラリーマンを辞め、会社を退職して気が付いた「無知」からの脱却を図るべく2020年夏頃から学び、小生が得た情報を整理したものは以下の通り。


メンターとしているYouTubeチャンネル「MUPカレッジ」「両学長 リベラルアーツ大学」から学んだことが大半である。
「理論」とは知識を体系化し整理されたものである。
一覧には、長い時間をかけて多くの人に検証され、きっちり体系化されているモノもあれば、いささか思いつきで感覚的なモノもある
重要なのは、自分が考えるストーリー(戦略)において、自分で「腹に落ちるもの」を選び、自分なりに解釈を加え活用していく、速やかに行動に移していくことである。
「組み合わせ」でオリジナリティとその妥当性/合理性を増強
上述の通り「理論」や「法則」及び「思考法」や「考え方」を一気に書き出したものを紹介したが、それぞれを1つひとつで見ていっただけでは、そのまま活用するのに不安(弱いと感じる)が残るケースもある。
その妥当性(確かにうまく適応できる)や合理性(むだなく能率的である)を増強するのに有効なのが、「組み合わせてみる」ことである、
先にあげた「理論」や「法則」は、既に「小生が気になる」というフィルターを通ったものを一つのテーブルに並べているため、並べてみると、その中にはお互いが同じことを言っている、または相性がよい、といったことが見えてくる。
そういったモノをうまく組み合わせることによって、単体の時よりも、より多くの人が理解しやすくなり、深みが増すことにより、安心が増す可能性がある。
例えば、最近のマーケティングにおける戦略においては、大手企業が得意とする、お金や人やモノといった資本を贅沢に使い、相手が必要か不要かお構いなく「広告」をばらまくプッシュ型の「オークションマーケティング」から、「人とのつながり」を大切にし、体験や共感で地道にファンを創っていく「クオリティマーティング」にシフトしていることもあり、関連する「理論」や「法則」の中には、「人とのつながり」を謳うモノが多い。
『個の時代』の中で、個人が企業に勝てるポイントがそこにあるからと言えるかも知れない。
そんな「ヒト」に関わる「理論」や「法則」、「思考法」や「考え」をまとめたモノである。

一つのテーブルに並べ、全体をみた時の小生の解釈は
- 『個の時代』でお金を稼ぐには「人とのつながり」が大前提のベースになる
- 「人とのつながり」は、ただ数を増やすのではなく、深く強固なものであり(価値観)、一つひとつが大切にされるべきである
先ずは「人とのつながり」をきっちり作らなければ、お金は稼げないともいえる
この解釈から、ブログアフィリエイトにおいては、お金を稼ぐことを気にする前に、訪問者を稼ぐ(増やす)ことを先にするべきと判断できる。
そうすると、目的は「お金を稼ぐ」かもしれないが、初心者のうちは「訪問者を稼ぐ」ことに時間をかけてみよう、という考えに至る。
今回の例は、似たような「理論」や「法則」を寄せ集めて解釈をしてみたものであるが、一見違うことでも根底の部分ではつながってくるモノもある。
その場合は、根底に至るまでの「つながり」をうまく見つけないと組み合わせられない。
そんな時には「なぜなぜ」「クロスクリエイティビティ」といった思考法を補足的に活用するとよい。
ここでは詳細は割愛するが、「なぜなぜ」に関してはYouTubeチャンネル「さきちTDSW」、「クロスクリエイティビティ」に関してはYouTubeチャンネル「MUPカレッジ」を参照して欲しい。
まとめ
小生はYoutubeチャンネルをメンターとし「ブログ運営」に関して学んでいる。
その中においても、マーケティングに関わる「理論」や「法則」、「思考法」や「考え方」は、よきブログ運営を目指す上で役に立つと考える。
そして、それは『個の時代』に活きる個人の行動力をサポートするエネルギーとなり得る。
「理論」や「法則」、「思考法」や「考え方」は、それを証明しようとするのではなく、活用しようとすることが大切である。
自分のストーリーや戦略に合うものを見つけ、自分で納得(理解)し、行動に移す。
そのために、日々、自分に合うスタイルで学び続ける。
マーケティングに関わる「理論」や「法則」、「思考法」や「考え方」を持つ「ブログ運営者」として自分の市場価値(付加価値)を高めることは、『個の時代』を生き抜く「個人の強み」となる。
現在サラリーマンの方は、将来の「終身雇用の崩壊」を視野に入れ、サラリーマンである(収入がある)間に「個人の強み」を身につけることをオススメする。
以上
参考動画/参考記事
【参考記事】:『学び直し』は5つの視点から【中高年サラリーマン】
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