『オンラインの洗礼⁈』個人WEBサイトはインターネット宇宙のポツンと一軒家

スキルを身につける

「自分で作ったWEBサイトに、訪問者が押し寄せて、対応しきれなくなったらどうしようか?」

コミュニケーション(行動科学)に関する資格を取得し、それを活かした自分のビジネスを立ち上げるべく、WEBサイト作りに取り組みながら、まじめにこんなことを心配していた。

今となっては恥ずかしい話である。

そんな自分を、現実はあっさり裏切る。

  • 「魚がいない所に釣り糸垂らしても、魚はつれない」
  • 「個人WEBサイトは、インターネット宇宙のポツンと一軒家である」

その心は、個人WEBサイトに簡単には訪問者はやってこない

サラリーマン退職後の自分にとって、WEBサイト作成はチャレンジの一つでもあった。

最初、WEBサイト作成はどこかに頼むのも手かと思ったが、そんなことをしなくて本当に良かった。その理由は3つ

  • 細かいこだわりが無ければ、案外自分でもWEBサイトは作成できる。しかも費用も高くつかない。
  • WEBサイト作成を外注に出すとやっぱり高い(数十万~)。
  • そもそもWEBサイトをどの様に設計するか、自分である程度イメージできなければ、人に説明もできず、他人任せになってしまう。

自分で一度WEBサイト作りを試してみて、WEBサイト作成における一連の流れ、どんなことができるのか?どれくらいの労力(スキル)が必要なのか?を把握することで、外注した場合の出銭とWEBサイトとしてのアウトプット(費用対効果)は大きく変わってくると考える。

当初、WEBサイト作成において「Jimdo」というホームページ作成ツールを使用。

なぜか?たまたま本屋で目に留まった書籍、それが「Jimdo」に関するものであり、購入、それを見ながら作成を試みた。

WEBデザインに関するプログラム言語(HTMLやCSS等)を全く知らない小生の様なド素人でも、それなりにWEBサイトが作れてしまうのがすごい。

※2021年1月現在、将来的な副業ビジネス運用を視野に入れ、「WordPress」による、ブログをベースとしたWEBサイトを作成中。

「Jimdo」では、コロナ禍でバタバタしている中、「父親として高校生になったばかりの娘へ伝えておきたい事」をテーマにブログ風のWEBサイトを作成した。

先ずは書くことと思い、10記事、20記事、50記事と書き続ける、いつまで経っても訪問者は「0」であった。

書籍の中に登場するSEOという言葉を少し気にしながら、Google検索にて「高校生 娘」「高校生 娘 父さん」「高校生 娘 父さん 伝えたいこと」とかキーワードを入力し、検索結果として表示されるか否か?毎晩寝る前に何度も試したりもした。

上位に表示される様になるまでには、タイトルの文字をほぼ全て入力していた。

こんな状態であったが、無知というのは恐ろしい。

「自分はまだ素人、もう少しなんかやっていれば、道は開ける」

としばらく勘違いをしていた。

「自分でWEBサイトを作成できたこと」で少し満足していたからかもしれない。

その後、ブログをするなら、ブログに特化したサービスを利用するのもよいと考え、「はてなブログ」に目が留まり、はてなマンションの住民(最近まではてなマンションの活用の仕方を理解できていなかったが)となり、2つのテーマでブログを作成。

1つは、観るのが好きな韓国ドラマをテーマにする。

ネタバレすることなく、どの様にドラマを推薦すればよいのか、うまく表現できず3記事で挫折。

もう1つは、ポストコロナ禍で顕在化した問題に対して、シンプルなアプローチ方法を伝えたいと思い、サラリーマン時代に役に立った「なぜなぜ」のやり方を説明する記事を中心としたブログを立ち上げる。

しばらく頑張るも、やっぱり読者はつかなかった。

そんな中、

  • それでもWEBサイトの形を作ることには少し自信ができていたこと
  • また、資格の方も順調に取得できていたこと

もあり、ビジネス用のWEBサイトを立ち上げ、公開する

1週間、2週間、1ヶ月経っても、サイトには全く訪問者が現れず。

「広い海でも、釣り船からエサを付けた糸を垂らしておけば、種類は別としても、その内何か魚が釣れる」

と思っていたが、3ヶ月経ってもそこに、魚がかかることもなければ、気配さえもなかった。

「魚がいない所に釣り糸垂らしても、魚はつれない」

のである。

Googleアナリティクスやサーチコンソールと連結し、サイトマップを認識させ、キーワード等にも注意した。

訪問者のないサイトでは、高度の解析などは全く意味をなさない。

ようやく認識できたのは、

「個人のWEBサイトは、インターネット宇宙の中のポツンと一軒家である」

ことだった。

テレビ番組の様に、わざわざ探して訪問してくれない。

のちに知ることであるが、インターネット上には130兆を超えるWEBサイトがあるという。

130兆の真偽は別として、それくらい多くあるサイトの中で、訪問者が訪れることは、偶然ではあり得ない。

獣道、獣が行ったり来たりすることで、できてくるのが道である。

道が無ければ訪問者は決して訪れない。

退職以降、WEBサイトが作れる様になり、資格もとれ、順調だと思っていた自分にとって想定外の障壁であり、ショックであった。

こんな時には、いろいろな事が耳に入るものである。

デジタルな世の中、集客にはアナログ的な手段が効くみたいな話もあり、手当たり次第に知っている人にハガキで通達するも、それでようやくパラパラ。

そもそもリアルの世界で知っている人が、さきちは何をやりだしたのか?と興味本位で訪問しても、ビジネスとして成り立たないと思っていたが、それすら反応は薄いのが現実。

ハガキにQRコードを載せて、スマホで読み込むだけで辿り着く様にしたにも関わらず。

まったく想定外の出来事が続き、ショックの連続であった。

結局、自分の人生をやり直そうと、覚悟を決めて臨んでいることなど、他の人から見ればどうでもよいことなのである。

よく考えれば、それが普通かもしれない。

地元を離れ、関東圏で家庭を持って生活し、サラリーマンとして長時間労働を続け、会社から縁が切れれば、リアルな世界ではほぼ孤立していた。

家族が第一で、生活できる様に、仕事をこなしていればいいと思っていた。

誰も自分に関心を抱かない、そういう環境を作ってしまったのも「自分のせいかもしれない」寂しい現実がそこにはあった。

サラリーマンとして生きている中では気づかなかった。

退職後、認識するためにかかった時間は、決して短くはない。

新型コロナの影響もあったが半年くらいを費やしてしまった。

退職する前に、全く準備をしていなかったこともあるが、突き詰めれば「無知」から生じた大きな失敗であり、オンラインにおける洗礼であった。

「オンライン上にWEBサイトを作ればよい」

これは大きな間違いである。

そのWEBサイトでどんなにいい事を提供や発信していても、それに気づいてもらえなければ、意味はない。

皆さんには、こんな勘違いや思い込みによる大きなロスは絶対に回避して欲しい、そう願っている。

以上

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