世界が動く!『地球温暖化』を整理してみた【環境問題】

新しい日常 2.0

娘よ、

ニュースを見ていると

「カーボンニュートラル」とか

「温室効果ガス排出0」とか

「気候変動問題」とか

環境問題に絡んでいると思われる「言葉(キーワード)」が日々飛び交う。

ただ、同じ様なことを言っている様で、何を意図してそれらの言葉を使い分けているのか?あいまいな感じを受ける時がある。

そこで、「言葉(キーワード)」の整理をしてみた。

『地球温暖化』の要因系と結果系
『地球温暖化』が進む要因と対策
『地球温暖化』の結果がうむ想定リスク

「地球温暖化」という環境問題に対する「要因系」「結果系」及び「対策」という視点で、意外とうまくまとまった、と思う。

これを参照することで、環境問題関連のニュースで出てくる「言葉(キーワード)」の立ち位置を理解するのに役立てば幸いである。

これらの環境問題は、長期スパンの取組みが必要となることから、父さんの生きる時代というより、あなたたちの生きる時代に直結する問題であり意識するべきである。

幸いEUはもとより、アメリカ大統領が代わったこと、中国もビジネスを視野に入れてか取り組む姿勢を見せていること、から世界がようやく同じ方向を向いて進もうとしている。

2050年を目安に世界で脱炭素社会が実現され、地球温暖化が抑制されていることを期待する。

以下、2021年2月5日付けの読売中高生新聞の記事を参考に、地球温暖化に関するポイントをピックアップした。

きっとこれらを頭に入れておけば、高校生として及第点はもらえるレベルと考える。

地球温暖化に大きく関わるパリ協定(1.5度を守る)

パリ協定とは、2015年に国連の会議で採択された国際ルールであり、ポイントは以下の通り。

  • 気温上昇を「2度」未満にすることを目指し、できるなら「1.5度」に抑えるという努力目標が掲げられ、今世紀末までのカーボンニュートラル達成の必要性が提唱された。
  • ちなみに、気温上昇のベースラインは、18世紀の産業革命前の世界の平均気温の様である。
  • しかしながら、その3年後、「1.5度特別報告書」にて気温上昇が1.5度の場合と2.0度の場合の「人類」と「地球」への影響が指摘され、この0.5度の違いによる深刻な影響が認識される。
  • 例えば、干ばつによる食料や水の不足などにより死の脅威にさらされる人も大幅に増え、世界の海での漁獲量の減少幅は倍増するという。
  • 気温上昇「1.5度」にとどめるためには2050年までに「カーボンニュートラル(脱炭素)」の達成が必要条件である。

この様な背景がある中、2020年から2021年にかけ、日本含めた世界各国の足並みが揃い、2050年までに脱炭素社会(限りなくCO2排出を減らす社会)実現に向け動き出した。

カーボンニュートラル(脱炭素)に向けた世界の動き

世界で124カ国(米国含む)とEUが2050年までのカーボンニュートラルに賛同。

上記賛同国における、CO2排出量の占有率は37.7%(2017年ベース)

【EU】:2030年までに、2013年と比べて温室効果ガスの排出量を44%削減、2050年までのカーボンニュートラルを目指す

【イギリス】:2019年に気候変動法を改正し、2050年に温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを法制化、30年までに13年と比べて55.2%の削減を目指す

【アメリカ】:1月に就任したバイデン大統領は昨年の大統領選挙の公約で、クリーンエネルギー部門に大規模な投資をすることで、2050年までに社会全体で温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを掲げた

【韓国】:文在寅大統領が2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指すと表明、再生エネルギーや電気自動車の普及に注力

【中国】:習近平国家主席が2020年9月の国連総会で、CO2排出量の増加を2030年までに削減に転じさせることと、2060年までにカーボンニュートラルを目指すことを表明

【日本】:菅義偉首相は、2050年までに地球温暖化の原因であるCO2などの温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることを表明、グリーン成長戦略をベースに、再生可能エネルギー(洋上風力発電、太陽光)及び電気自動車(EV化/水素をエネルギーとした燃料電池)の普及を進めていく。

環境問題とSDGsは切ってもきれない関係

地球温暖化対策は、SDGsの17目標に大きく関わってくる。

まずダイレクトに、

  • 目標13、気候変動に具体的な対策を

地球温暖化によって想定されるリスクとして

  • 干ばつによる食料や水の不足
  • 豪雨等による自然災害の発生
  • 海抜が低い土地の水没

あることから

  • 目標2、飢餓をゼロに
  • 目標6、安全な水とトイレを世界中に
  • 目標11、住み続けられるまちづくりを
  • 目標15、陸の豊かさも守ろう

対策内容として、

  • 再生可能エネルギー(風力、太陽光)の普及
  • 電気自動車の普及

とあることから

  • 目標7、エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 目標9、産業と技術革新の基盤をつくろう

とさまざまに絡んでくるものである。

逆に言えば、「地球温暖化」における問題意識が高ければ必然的に「SDGs」の達成にも貢献することになる。

まとめ(個の時代は大きな力の時代)

整理するのに少し時間が掛かったが、少しは「未来の人類の豊かな生活」に貢献できただろうか?

「私だけに言ってもその影響は微々たるもの」

と思っているかもしれない。

そんな心配は無用である。

本ブログの「はじめに」を読んでないかもしれないが、父さんはこれから「個の時代」になると仮説している。

今となっては、そんなに突飛な仮説ではないが。

個の時代」で期待される良いところの一つは、SNSをベースとしたオンラインでの、価値観のつながりによって、「情報は、速く、正しく、多くの人に、広がりやすくなっていく」ということである。

その「価値観のつながり」のエネルギーは非常に大きいと考える。

これは「個人の力が大きい」とも言えるし、「個人の力は小さくてもよい」とも言える。

あなたがあなたなりに理解でき、正しいと思ったことを、そっと自己発信すればよいのである。

「地球温暖化」に関して、父さんが整理した内容を、あなたの考えで整理しなおし、自己発信すれば、少なくとも、ニュースで言っている言葉の意味(位置づけ)がわからないの回避に役立つであろう。

これだけでも個人の「ちょっとした成長」につながる。

もしこれが、価値観のつながりにより、多くの人が「ちょっとした成長」の機会を得られれば、社会としては「大きな成長」につながる。

その成長は「環境問題」や「SDGs」に対してよい影響を与えるのではないか?

「遠い未来の社会で少しは貢献した」のでは、そう思いたい。

父より

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